意識場のはなし

顕在意識を使わないでいると潜在意識と繋がることができます。
顕在意識の中で日々の難問に取り組もうとしても限界があるのは、意識の中のほんの小さな一部しか使えていないからです。
瞑想が勧められるのはそのためです。
瞑想を通してより大きな意識場を活用し、そのままでは解決できない問題や、新たなインスピレーションを得る手助けになります。
ただ、慣れていないと、瞑想を始めても色々なことが頭をよぎり、うまく集中できないという人も多いようです。
その時々によっても変わってきます。

瞑想を脳波的に言うと、起きている時間の平均的な脳波であるベータ波から徐々に脳の周波数が下がっていき、瞑想状態になっていくのですが、脳波が0に近くなると、今度はガンマ波という強い波形が現れることがあります。
このガンマ波とは、わかりやすく言うとスポーツ選手の「ゾーン」に入った状態であったり、チベット僧侶などが到達する「無我」の状態と言われるものです。

  • ガンマ波(30〜100Hz)
  • ベータ波(14〜38Hz)
  • アルファ波(8〜14Hz)
  • シータ波(4〜8Hz)
  • デルタ波(0.5〜4Hz)

ガンマ波は顕在意識を司る大脳が休み、中脳や小脳が活発になります。よく言われる「チャネラー」とは、この脳波を使って見えない存在などと対話をしていると言われています。

意識が拡大するということはどういうことでしょうか。

・柔軟性が高まる
人は大人になるにつれて沢山の思い込みや刷り込みをして思考にがんじがらめになっていきます。
意識が拡大すると、その思い込みは無くなり、もっと柔軟に自由な発想で物事を捉え、解決していくことができるのです。
私たちに蓄積されている思い込みは、実はただの思い込みであることも多く、思い込んでいるが故に最初からそこを避けて解決しようとし、不自由な狭い思考の中でぐるぐる考え続けています。

・単位が変わり、微細な調整が出来る
単位が変わるというのは、例えば1キロ単位でしか買えなかったものが1g単位で買えるようになるというようなことです。
1キロは変えないと諦めるのではなく、半分だけ売ってくれないかと交渉して手に入れたり、写真の加工で言えば拡大して細部まで見ながら境界線を見定めきれいに処理できるようになったりというようなことです。

・時間や空間の制限を超える
コロナウイルスによって私たちは多くを失いましたが得たものも多くありました。その一つが会社でなくても仕事ができるという事実を知ったことです。また、動画販売などをすれば、皆が同じ時間に集まらずとも好きな時間に視聴できるということもわかり、一斉にそのようなビジネスが広がりました。

・意識の拡大とは内なる意識をも拡大する
意識の拡大というと外へ広大に広がるイメージを持たれるかと思いますが、実は外も広がるということは内側にも広がるという意味を持ちます。再びコロナの話になりますが、あの経験以降、本当に自分の気落ちが動かないことはできなくなり始めていると気づいた方も多いのではないでしょうか。

他にも沢山あるかと思います。それに気づいていくのも意識の拡大のひとつです。

クリスタルベッドで使用する音楽は、人々の脳を段階を追ってガンマ波に近づけていけるよう作られています。
これにより瞑想が苦手と思われている方でも、気づいたら意識はあるけど身体は寝息を立てているというような不思議な体験をされたりしています。
顕在意識を使ってしまうとまた脳波が戻ってきてしまうので、とにかく手放すことが大切です。
この製品があまり効果を謳っていないのはそのためです。
期待というのは手放しとは反対に位置する行為となります。
顕在意識よりずっと大きな潜在意識や超意識に委ねれば、その時の最善が行われていくでしょう。

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