辻麻里子さんの「22を超えていけ」という本に書かれているアヌビスの持っている智恵の紋章と勇気の紋章と共に書いてある言葉です。
アヌビスとは、神社の前にある狛犬の事でもあります。
神社の狛犬にはこの二つの紋章が刻まれているものも多いのです。
さらに辻麻里子さんはこの後、汝自身を知れ、と、汝自身で在れ、は二つに割けない事柄であるというのです。
そこではっと思いました。
量子力学に出てくる二極化の先には、観察者の視点が入るまではどちらになるかわからないという実験結果があります。
とても不思議ですが、誰かが意識を向けるまではそれは何物でもありません。
意識を向けた途端に表か裏かが決まるというのです。
これが秘密の鍵のような気がします。
2つは割けないというのは、つまりこのことを言っているのではないでしょうか。
汝という言葉はどんなものにも置き換わる気がします。
知れ➡認識する 在れ➡在る
知れないと在れない、在れないと知れない
それは同時に生まれ同時に起こるものと言えます。
ちなみに、曲線は女性性
直線は男性性を表しています。