この世の中は不思議な法則で動かされています。
その法則を知っておけば、毎日の些細な出来事で様々なことを知ることも可能です。
そこで今回は、この宇宙のしくみをいくつかご紹介します。
まずは「フラクタル現象」です。
ミクロはマクロ、マクロはミクロ。小は大を表し、大は小を表します。
ブロッコリーなんかもそうですね。
ただ、これは単に形の問題だけでもありません。
私たち一人一人が日常で経験する些細な違和感、感覚など、実は大きな社会の流れを表していたり、それにより大きなニュースとなって後のち見ることになる場合もあります。
経験のある方もいらっしゃるかと思いますが、例えばお店で何かサービスを受けるとします。そこでもし不快な何かを感じ取った場合、それは従業員の晴れない気持ちから、経営者の問題などがうかがうことができたりします。
そのようにして、私たちは「選ぶこと」ができるようになり、特別な力が無くても、この些細な感覚に意識を傾け生きるということは、大局の変化に気づきやすくなり、スムーズに生きれるという事でもあるのです。
次は「フィボナッチ数列」についてです。
フィボナッチ数列とは、簡単に言うと自然界のパターンです。
1.1.2.3.5.8.13.21.34.55……… 前の数字と今の数字を足すと次の数字が出ます。それを延々繰り返してできる数列です。
樹の枝、新芽、気管支などもこのように枝分かれしていきます。
また、ひまわりの種や、松ぼっくり、オウムガイ、波の形など、自然界のあらゆる形もこの数列に沿って出来上がっていきます。そしてそれらを私たちは「美しい」と感じ、数々の表現者が絵や彫刻、建築などを作ってきました。
そしてこの数列が作る比率は、「黄金比」と言われ、「人間が最も美しいと感じる比率」だと言われています。
また、投資の世界でも、分析や未来予測などにフィボナッチが重宝されています。
自然界の法則だけではなく、人々の意識の形とも言える投資のチャートでもフィボナッチが現れているのは不思議ですね。
これは、「人の意識も自然界の一部である」と言え、それゆえ私たちの「意識」は黄金比を「最も美しい比率」と感じるのでしょう。
次ににご紹介するのは「指数関数」です。
この宇宙は、誕生してすぐに指数関数的に膨張したと言われています。
これを「宇宙のインフレーション」と言います。
wikipedia から引用させていただくと、
インフレーション理論では、宇宙は誕生直後の10-36秒後から10-34秒後までの間に、エネルギーの高い真空(偽の真空)から低い真空(現在の真空)に相転移し、この過程で負の圧力を持つ偽の真空のエネルギー密度によって引き起こされた指数関数的な膨張(インフレーション)の時期を経たとする。
とあります。
難しいことはさておき、この指数関数というのも私たちの生活にとても役に立ちます。
例えば、努力しても努力しても報われない、待っても待っても変化が起きない、など悶々として諦めようと思ったり、諦めてしまった経験のある方もいらっしゃると思いますが、それはもしかすると「あともうちょっと」だったのかもしれません。
例えポジティブを意識して瞑想をしたり色々やっていたとしても、物事には時期、タイミングがあり、現状が永遠と続くこともありません。
これは単に、「待っていれば必ず」、ということではありません。
何らかの圧縮エネルギーがかかった場合にそれは起こります。
私たちの認知の範囲外ですね。
でもこれを知っておくとまだ自分がやりたいと思えるうちはやってもいいんじゃないかなと思えるはずです。
宇宙の流れに沿って生きることの大切さ、とは、決して「そうするべきだよ」というものではなく、「その方が楽に生きれるよ」、ということなのだと思います。
クリスタルベッドを使って宇宙に委ねる生き方にシフトしてみませんか?