セッション前に強い欲求や雑念があると、すんなり瞑想状態に入れません。
そのためセッション前にブレスワークを取り入れることがあります。
ブレスワークは、意識的な呼吸のコントロールによって人の意識や感情、身体の状態に働きかけ、セラピー的な効果をもたらします。
その効果は、「一回のブレスワークは、十年分のカウンセリングに匹敵する」とも言われています。
つまり身体・精神・感情に作用し、変性意識に入ることにより気づきや意識の変容が起こることもあります。
通常ブレスワークは鍛錬が必要で、セッション前にやるのは極初歩的なものです。
それでも手足がしびれ、血液が酸欠状態になることがあります。
*心疾患をお持ちの方にはブレスワークは提供しておりません。
毎日2万回の呼吸を私たちはしていると言われています。
無意識にできるものではありますが、実はゼロポイントとも言える大きな可能性を持っています。
例えば「吸う」と「吐く」でどちらか苦手な方がある場合、「吸う」が苦手であれば受け取り下手、「吐く」が苦手であれば与えるのが苦手、と置き換えることができます。
また、きちんと鼻の両穴から呼吸出来ているかも怪しいものです。
深い呼吸ができている方が身体が緩み、精神が安定します。
気分のいい人は呼吸がゆったりしていますね。
初めは慣れないと思いますが、ブレスワークを行うことで細胞も血液も意識も精神も同調し始め、セッション効果を大きく高めてくれますので、トライしてみてください。
こちら『覚醒の真実』をお書きになられた清水友邦先生は、呼吸道というブレスワークを教えておられます。
呼吸道もこの本も大変素晴らしいのでご興味のある方は是非チェックしてみてください。